機動戦士Zガンダム 第20話「灼熱の脱出」

あらすじ

スードリーは、残存兵力を集めて、アウドムラに攻撃を仕掛ける。その中でフォウはサイコガンダムで出撃するが、強化人間として薬で能力をいじっているために、頭痛のために帰還してしまう。記憶を欲しいフォウは、ベン・ウッダーの誘いに乗って再度サイコガンダムで出撃をし、ウッダーは、スードリーをアウドムラに特攻させる。カミーユはフォウと戦場で再開し、自分の本心をフォウに語りかける。フォウはその心を受け取り、スードリーにあるブースターを、カミーユが宇宙に再び戻るための道具として利用する。そのことを知ったアムロは、カミーユに宇宙に帰ることを指示する。

感想

カミーユとフォウの関係に一応の決着をつける回であると同時に、カミーユが宇宙に帰ることで、アムロとの活動にも一旦の終止符が打たれる回でもある。カミーユとフォウの関係は、アムロとララァの関係とはちょっと違っていると思う。この二人はお互いコンプレックスを抱いていて、それを互いが認め合うことで、精神的に成長させている二人であると言える。カミーユは、相変わらずキレやすい少年ではあるが、フォウと知り合ったことで、自分の事情を客観的に見られるようになったのだと思う。それにはアムロの存在も大きいと思う。ただ、アムロにはベルトーチカがいて、彼女がアムロのことを心配するがあまりに、周囲を引っ掻き回すのが、難であるとは思う。

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