「やる気がないなら、帰れ」と言われ、本当に帰ってしまう若者

ここ最近、はてなダイアリーで話題になっている記事がある。それは、会社で上司が部下を叱責する際に使うフレーズで、「やる気がないなら帰れ」という言葉を使うと、昔なら、「いえ、帰りません」と部下から反論があったものだが、最近の若者は「では、帰ります」と帰ってしまう例が多いのでは、と嘆いているというものである。で、その記事に対して批判的なコメントが多いのも特徴で、「帰れ」と言われたのだから帰るのが当たり前、という意見が多いというものである。個人的には今の時代だから、「やる気がないなら帰れ」という叱責自体がおかしいと思うのだが、まあ言ったところで「帰ります」と反応するのも当たり前という気がしてならない。通用したのは昔ながらの体育系だけだと思う。上司が単に部下の面倒をちゃんと見られていないだけというのが実態で、上司の能力の問題だと思う。それにしても、他人の面倒を見る、というのも難しいことで、過去年下の社員の面倒を見たことも多少はあったが、怒らないようにするのは難しい。自分を基準にしてはいけない、ということを思い出した。そんなわけで、このフレーズは死語だと思う。

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