どうもここのところ沖縄の普天間基地の移設に関してニュースが騒がしい。地元の反対にもかかわらず日本はアメリカに追従して名護市辺野古に基地を移転するつもりのようで、環境評価基準を年内に提出するという。沖縄フリーク(といっていいのかな?)の僕としては、この事態には心揺れるものがある。かつて書いたかもしれないが、「新書 沖縄読本」ではこのからくりについて仲村清司氏が渾身のルポを書いているが、どうも辺野古に軍の一元管理をしたほうが得策だという考えをアメリカはかなり前から持っていたらしく、そのプランを未だに捨てていないとのことである。どちらにしてもアメリカ軍が移転すれば、沖縄の貴重な自然がまた壊されるわけで、なんとなく悔しい気持ちもある。と違って当事者ではない僕としては何も出来ることはないので、市民の反対攻勢に期待するしかない。このニュースはしばらく気にしていようと思う。
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