梶本修身著「すべての疲労は脳が原因」集英社e新書

日頃の日記記述でよく「疲れた」と書いている僕としては、なぜ、疲れるのか、という問いに対する回答は、知りたいことだった。それに対し、学術的見地から疲労に関して解を書いているのが「すべての疲労は脳が原因」という本である。この本によれば、疲労を感じるのは脳であり、体が疲れるのではなく、脳が疲れているのであるということ、普段よく言われているエナジードリンクや甘いものといったものの、疲労回復品には実は効果がない、ということもこの本では明らかにされている。脳の疲労回復には、しっかりした睡眠が必要である、ということがこの本での見解であるが、その睡眠が満足に取れない場合の対処法についても触れられている。そして、疲労回復の食べ物についても、新たな見解が示されている。僕としては、睡眠に不満足な状態が多いので、ここを改善したいところである。まあ、入浴後にiMacにはまるというのは避けた方がいいというのは、実感できる。

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