映画「デイ・アフター・トゥモロー」(輸入盤Blu-ray)

映画・テレビ

ローランド・エメリッヒ監督のディザスター・ムービーの一つに数えられる映画がこの「デイ・アフター・トゥモロー」であるが、なんか「2012」とどこが違うのよ、と言いたくなるようなパターンが同じような映画。「デイ・アフター・トゥモロー」の方が製作年度は古いので「2012」の方がパクっている感じではあるが、なんか見たような映画だな、と思ってしまうところがある。ただ、2004年の映画としては、CGによるアメリカや北半球の崩壊シーンが、なかなか魅力的で、映画の前半は、見所がある。後半になって、主人公の気象研究家のジャックが息子であるサムを救出に行く展開になり、サムはサムでサバイバルしていくという展開になると、ちょっと話が弱くなる。人々が次々ダメージを負ったりするのだが、その辺の感情移入度合いが、弱いので、映画として訴えかけるものが弱くて、少し退屈する。ただ、サラウンドは物語全般を通して、唸りまくっているので、その辺は面白く、サラウンドによって映画の面白さが少し加味されている感じはする。

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