macOS SierraのApple Watchによるロック解除は非常に便利

今月の21日未明にリリースされた、macOS Sierra。その機能について、当日のブログで多少なりとも触れているが、macOS Sierraで一番便利になったのは、Apple Watchによるスリープからの復帰時に聞かれるパスワードを自動解除する機能ではないかと思う。これには、制限がいくつかあり、まずMacが2013年度発売のシリーズ以降になっていることが、一番大きな制限だと思う。なので、僕の場合、iMacは去年買ったモデルだからいいとして、MacBook Airは2012年製モデルなのでApple Watchによるロック自動解除には対応できない、という事態になっている。あと、Apple WatchのWatchOSが、バージョン3にあげていないと対応できない、というのも大きなハードルだと思う。WatchOS 3に上げるには、iPhoneのiOSを10以上にする必要があり、普通セキュリティ的にはiOS 10にあげる人も多いと思うが、脱獄など普通づかいしていない人には、厳しいものになっていると思う。そして、設定にも課題があり、Apple IDの2ファクタ認証を設定しないと、動作しないというのも、ちょっと面倒なところがある。Apple IDの2ファクタ認証は、Appleのサポートサイトで詳細な説明があるので、この通りに設定すれば、Apple WatchをMacのスリープ解除時にMacにかざせば、自動で解除してくれる。ただ、2ファクタ認証の概念を最初理解しないと、ちょっとつまずくのでは、と思う。それを抜きにしても、Apple WatchによるMacのロック解除は、非常に便利なので、関心ある方は、設定してみるといいだろうと思う。

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