映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(輸入盤Blu-ray 3D)

映画・テレビ

レビューの詳細は、MISS PEREGRINE’S HOME FOR PECULIAR CHILDREN(Blu-ray 3D)/ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ここのところ、あまりヒット作に恵まれないティム・バートン監督の最新作がこの「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」だが、本作もヒットには程遠く、興行的には失敗しているのが残念である。原作小説の「ハヤブサが守る家」をベースにして映画化したのが本作だが、ティム・バートンの世間から外れた異形の者たち、という終生のテーマは、本作でも見られるテーマである。ただ、クライマックスが普通のアクションに陥ってしまったところが、ティム・バートンらしくなく、そこが評価の低さにつながっているような気がする。また、ティム・バートン作品の常連である女優ヘレナ・ボナム・カーター(元内縁の奥さま)が出演していなかったり、音楽がダニー・エルフマンでないところも、違和感を少し感じるところである。とはいうものの、映像的には面白い部分もあり、ストップモーションアニメが入っていたり、ティム・バートン自身がカメオ出演しているところも、興味深いところである。まあ、見ても損はないと思うので、ティム・バートン・ファンの人は、見ておくべきであろう。

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