レビューの詳細は、BEAUTY AND THE BEAST(2017)(Blu-ray 3D UK)/美女と野獣/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。1991年にアニメが公開された同作の実写映画化が今回の「美女と野獣」で、アメリカをはじめ、世界中で大ヒットを記録している作品である。1991年のアニメ版は見たことがないので、今回初めて「美女と野獣」を鑑賞することになったのだが、ラストは読めてしまう映画なので、その過程がどうなのかが、この作品の肝であると思う。ただ、期待していたのとはちょっと違った雰囲気を持っていて、途中少々退屈な感じを受けた。ミュージカルシーンは素晴らしいのだが、野獣とベルの交流過程が今ひとつに感じられたのである。それでも飽きずに見られたのは、3D映像の奥行き感、立体感が素晴らしかったのと、それに連動するdts-HD MA 7.1chのサラウンド効果が迫力あったのが、映画の好奇心を掻き立てられたところにあると思う。悪役のガストンも、あまり悪役っぽくなくて、なんかキャラの立ち位置が中途半端な感じを受けるのが、物語を今ひとつにさせている要因かもしれないと思う。今回買った輸入盤Blu-rayは、イギリス盤でアメリカ盤ではない。アメリカ盤だと2D盤しか存在していなく、劇場で3Dで公開されているのに、ホームシアターでは2Dしか観賞できないという理由によるものである。イギリス盤は、3D仕様でかつリージョンフリーなので、日本でも再生は可能。日本でも近日Blu-rayは発売され、ネット通販限定で3D盤が発売されるので、日本盤でもいいかもしれない。
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