映画「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」(輸入盤Blu-ray)

レビューの詳細は、THE HUNGER GAMES:MOCKINGJAY PART 1(Blu-ray)/ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。スーザン・コリンズ原作の人気ヤングアダルトのベルの映画化第3作目が、この「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」であるが、過去2作がそんなに期待したほど面白くなかったので、今作も期待しないで見たが、やはり物語が終盤に向かって進んでいくのに対し、あまり面白くない。そもそもアクションシーンが少ないのが致命的だと思う。独立国家パネムのキャピタルを倒す話の前半になるのに、終始会話と宣伝に終わっていて、実際の反乱があまり描かれていないのが、面白くない原因であると言える。面白いのは、音響効果にDOLBY ATMOSを取り入れていて、消滅したはずの第13地区の大統領が演説するシーンなどで、空間に広がる音響が楽しめるところぐらい。第2作でIMAXシーンを取り入れたり、いろいろ仕掛けはしているのだが、物語が今ひとつなのは致命的だと思う。