スター・トレック:ディスカバリー 第15話「新たなる旅立ち」

あらすじ

平行世界の皇帝ジョージャウを艦長において、ディスカバリーはクリンゴンの母星、クロノスに潜入した。クリンゴンは地球の壊滅を狙っており、それを阻止するためにクロノスに潜入して、クリンゴンに打撃を与えようというのである。そのために上陸班として、ジョージャウ、バーナム、タイラー、ティリーの4人が選ばれ、打撃を与える方法を探っていた。そして、その過程でジョージャウがクロノスを壊滅させる手段を狙っていたことが発覚する。それを連邦の上層部やサレクも承認していたのである。バーナムは、連邦の理念に従い、ジョージャウの自由を保障する代わりに、壊滅させるデバイスを受け取る。そして、それを囚われの身になっていたルレルに委ねる。そして、ルレルがクリンゴンの指揮者に君臨する。クリンゴンとの戦いも終わり、ディスカバリーのクルー達は表彰される。そして、バーナムも終身刑から恩赦が出て、中佐に戻った。

感想

第1シーズンの最終回ということで、盛りだくさんの内容になっているが、一応話は決着がつき、いい終わり方だなと思っている。平行世界のジョージャウとバーナムの親子のような関係の描き方や、バーナムとタイラーの関係、バーナムの真の両親の生死など、色々謎が明かされ、最終回にふさわしい展開になっている。第6話あたりで第2シーズン制作決定になったが、話としては、一応の決着はついていて、話を持ち越すことはないと言える。ただ、ラストの意外な展開は驚きである。まさか、ここであれが出てくるとは。エンドクレジットも最終回だけ、宇宙大作戦のテーマだったのが印象的である。

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