米音楽業界で、物理メディアがダウンロード販売を抜く

アメリカレコード協会(RIAA)が発表した2017年の音楽の販売を見ていると、興味深い現象が現れている。CDやアナログレードといった物理メディアが占有率17%と、占有率15%のダウンロード販売を抜いていることがわかったのである。物理メディアの販売自体が伸びているのではなく、インターネットからのダウンロード販売が急激に落ち込んでいるのである。その原因は、SpotifyやApple Musicといったストリーミング販売が全体の65%をも占めていて、その影響を大きく受けてダウンロード販売が落ち込んでいるのである。とは言っても物理メディアが伸びていないわけでもない。CDはかなり減少しているが、ここ最近のアナログレコードブームに乗って、アナログレコードの販売が前年より伸びているため、CDの落ち込みをカバーしている状況である。しかし、僕的にはストリーミング配信がここまで市場占有率を伸ばしているとは思いもしなかった。今はストリーミング配信サービスはSpotifyの無料サービスしか利用していないが、もしAppleのHomePodが日本で展開されるならば、Apple Musicに再加入してもいいかなと思っている。なぜApple Musicかというと、佐野元春の楽曲は近年Apple Music独占配信のことが多いから、それを選ぶということに過ぎない。Google Homeも利用しているが、ちょっと使いづらい部分もあって、HomePodに期待している面もある。まだ、しばらくはGoogle HomeでSpotifyを楽しむぐらいしかしないと思っている。

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