「この世界の片隅に」拡張版が2018年12月に劇場公開

今日、Twitterを見ていて驚いた。映画「この世界の片隅に」製作委員会からの発信をリツイートしたもので、劇場公開版より30分長い新バージョンとしての作品が、今年の12月に劇場公開されるというのである。タイトルも変更になり、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」というタイトルになるとのこと。30分の追加シーンは、劇場公開時にネット上で拡散していた、遊郭の女性りんとすずとの関係や、終戦後の枕崎台風の被害を追加したものになるという。製作スケジュールと予算の関係上、真木プロデューサーから絵コンテに書かれているカットの一部は製作できないと言われ、片渕須直監督が取捨選択した上でできたのが、映画「この世界の片隅に」であるわけだが、真木プロデューザーは、「興行収入が10億円を突破したら、カットしたシーンを追加製作していい」と発言をしている。実際の興行収入は25億を越しているはずなので、その公約をもとに、追加シーンを今回加えてきたものと思われる。当然、カットしたシーンが入ることで、より、原作の出来の良さがわかると思うし、物語の深みが重くなるという気はしている。しかし、30分も上映時間が長くなるので、かなり覚悟が必要である。これから、次第にまたマスメディアを通じて宣伝等行われると思うが、個人的に評価している映画なので、12月の公開を心待ちにしていきたいと思う。12月の劇場公開時には、劇場で観るつもりである。

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