今日、The Digital Bitsという米国のDVD/Blu-ray/4K UHD Blu-rayの情報サイトを見ていて、驚いた。韓国のサムスンが米国内で展開してきた4K UHD Blu-rayとBlu-rayプレイヤーの生産、販売から撤退する、というのである。去年の春に、OPPO DIGITALが4K UHD Blu-rayプレイヤーの生産、販売から撤退したことで、世界中のホームシアターファンを驚かせたものだが、OPPOに引き続きサムスンも撤退するということで、4K UHD Blu-rayの普及の雲行きが怪しくなってきた。個人的にはサムスンの製品を買う気はないので、サムスンの撤退で影響を被ることは今の所ないが、3D Blu-rayの市場シュリンクとともに4K UHD Blu-rayの普及を図ってきていた映画会社の動きが今後気になるところである。今の僕のホームシアターの環境では、3D Blu-rayは鑑賞できるが、4Kはまだなので、3Dの鑑賞環境を捨てて4K環境にするか、少し迷っていた部分もあるが、今回のサムスン撤退の報道を受けて、しばらく4K環境への移行は様子見にしたいと感じている。予算もかなりかかるし、3D Blu-rayみたいに放置されたら、面白くないからである。物理メディア自体の市場がシュリンクしている部分もあり、ストリーミング配信に時代が変わるのか、注意を払っていきたい。
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