土岐麻子「PASSION BLUE」特典Blu-ray「SAFARI TOUR」の感想

土岐麻子の最新アルバム「PASSION BLUE」は三形態で発売されている。CD本編のみのバージョンと、CD+DVDのバージョン、CD+Blu-rayのバージョンである。DVD、Blu-rayはTOKI ASAKO LIVE 2018“SAFARI TOUR”2018/09/08 SAT@HULIC HALL TOKYOのライブ映像と、「Black Savanna」、「名前」のビデオクリップが収録されている。ライブ映像が圧巻で、なんと15曲もライブから収録されていて、収録時間が80分にもなるという具合である。僕個人は福岡でのライブを見てきているのだが、福岡のセットリストと比較しても2曲ほどカットされている以外は、大多数の曲はそのまま収録のようである。もちろん、MC部分はカットされているが、ライブビデオとしては、そのカットがありがたく感じる。15曲も入っているため、ライブの雰囲気が存分に楽しめる。2ch STEREOではあるが、AVアンプのモードをDOLBY SURROUNDにしておくと、音が室内に充満するようで、なかなか臨場感たっぷりの音響である。ただ、画質という点では多少黒浮きしているのと、解像度がBlu-rayにしては物足りない感じがするのが、残念なところである。映像がシネマスコープサイズで収録されているのも、映像の迫力をもたらす結果になっていると思う。土岐麻子の金年のアルバムでは、大抵DVDが特典に入っていて、アルバムの前のツアーの映像が収録されているが、今回は魅力的なライブ映像であったと言える。

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