あらすじ
ピカードは、宇宙でソージとソージを生み出したマドックス博士を探すべく、かつての部下であるラフィの元を訪れる。しかし、ラフィは14年前のアンドロイドの反乱の際に艦隊を首にされ、その後もピカードから連絡がなかったため、ピカードに反感を持っていた。それでも、パイロットと宇宙艦を用意する。その頃、ソージは遺棄されたボーグ・キューブの中で、ボークに同化されてその後解放されたロミュランの一人と面会する。そのロミュランは、ソージのことを知っていると話し、彼女を破壊者であると指摘する。一方宇宙に出る予定のピカードに対して、ロミュランの秘密部隊が襲撃し、彼を危機に陥れる。しかし、ピカードは敵を倒し、ソージが破壊者であるという話を聞く。そして、AIの研究者とともに、宇宙艦に乗り組み、そこでラフィも参加して、マドックス博士を探す旅に出る。
感想
いよいよ物語が本格的な展開に入り始めるところの第3話であり、ピカードが宇宙に出ていくところまでが描かれる。その背景には、ロミュランの陰謀が渦巻いていて、かつてロミュランの母星が消滅する際に彼らを救おうとしたピカードの身に、再び危機が訪れることを意味している。かつての部下であるラフィはピカードに非協力的だが、それでも最低限の準備をピカードに用意しておくところなど、見応えたっぷりである。その一方で自身の存在を認識していないソージが、ボーグに同化されたロミュラン人に質問をして、彼女から「破壊者」であると告げられるのは、今後の展開に期待が持てる。
コメント