映画「アベンジャーズ」(2D/ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13)

新型コロナウイルスによる営業自粛解除からしばらく経つが、映画館の上映ラインアップは厳しいところがある。新作がなかなか公開されない中、ディズニーは過去の話題作を特別料金で再上映する手段に出た。それが、今回鑑賞した2012年の映画「アベンジャーズ」である。僕の記憶では、「アベンジャーズ」は今まで劇場では見ていないと思う。輸入盤Blu-rayで鑑賞したのではないかなと思うが、すでに過去の話なので、ストーリーは忘れている。マーベルのスーパーヒーローたちが、地球の危機に際し集結し、地球の平和を守るという王道展開だが、キャラの癖が一味も二味も違うので、それぞれの色付けが目立っていて、混乱することなくそれぞれのヒーローたちを描き出すことに成功していると思う。それが昨年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではさらにヒーローの数が増しているのだから、このシリーズの製作を見事にやり遂げたスタッフには、驚きを禁じ得ない。今回の敵はソーの弟ロキがメインになってチタウリの軍隊と戦う展開で、ニューヨークが最終決戦の舞台になるのだが、都市が破壊されるというカタルシスも味わえる。そして、おまけ映像ではサノスも一瞬だが登場する。客を喜ばせるには何が必要か、わかっている作りである。普段、僕はユナイテッド・シネマ キャナルシティ13ではIMAXでしか見ない口だが、「アベンジャーズ」の再上映に際し、通常館で鑑賞した。その感想だが、5.1chのサラウンドはかなりボリュームが高く、ど迫力の音響効果になっている。音に包まれている感覚が強い。自分の周囲で環境音が感じられるので、非常に満足のいくサラウンドである。映像もデジタルシネマなので、クオリティが高く、発色も良い。今回の観賞では、満足のいく上映だったと思う。

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