アメリカでは、映画の劇場公開から17日間でストリーミング配信が可能に

現在、ハリウッド映画は劇場公開からビデオ、ストリーミング配信などの二次使用に関して、劇場公開の3ヶ月ごという取り決めを交わしている。しかし、新型コロナウイルスの影響でアメリカの映画館が上映再開にならない状況が生まれ、映画会社は自社の作品の費用を少しでも取り戻したく、ストリーミング配信などの二次使用に流れる傾向にある。そこで映画館側と映画会社の間で揉め事になっていたのであるが、その発端となったAMCという映画館チェーン店と、ユニバーサル・ピクチャーズとの間で、「劇場公開後17日間でストリーミング配信ができるようになる」という取り決めを交わしたと、マスコミが報じている。なお、このストリーミング配信の収益の一部は、映画館側にも還元されるとのことである。閉館が続く映画館としては、経営が厳しいところでもあり、こういう取り決めで少しでも収益を稼ぎたいというのが実態である。個人的には自宅でストリーミング配信で新作が見られるのは、助かるところである。映画館で新作を見るのも悪くないが、自宅で好きな時間に新作を見られるようになるのも、ホームシアターシステムを持っている僕ならではの感想かな、と思う。ただ、IMAXなどの特殊上映は、やはり映画館で見ないとその効果は最大限発揮しないと思っている。

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