「ロキ」シーズン1第6話「とわに時を いつまでも」(Disney+)

 あらすじ

アライオスの防御を突破したロキとシルヴィは、大きな屋敷にたどり着く。そこには黒人の人間が一人いた。彼は「有り続ける者」として呼ばれていて、時間の管理をしていた。彼によれば、31世紀に多元宇宙の道を開いて、最初は仲良く交流をしていたものの、途中から戦争が勃発し、他の宇宙を消滅させようとし始めた。そのため、「有り続ける者」は、世界を切り離し、時間の管理を開始して、多元宇宙からの攻撃を防いでいたのである。その「有り続ける者」は、ロキとシルヴィに対して、自分を殺して多元宇宙からの攻撃を受けるか、自分の後釜として時間管理を行うか、選択をしろと要求する。ロキは彼の話を信じ、時間管理を選択したかったが、シルヴィは「有り続ける者」の抹殺を願い、ロキを排除して「有り続ける者」の殺害を企む。その結果、時間は大混乱をし始める。

感想

「ロキ」の最初のシーズンは今日のエピソードが最終回だったが、最終回には相応しくない会話劇に終始していた感がある。ただ、その会話劇が物語の本質に迫っていたために、結構面白くその展開を見続けることができた。「有り続ける者」の存在と、彼を殺すとどうなるかという展開には、かなり驚きがある。そして、その話に呼応してロキとシルヴィが対立してしまう様は、どう展開が転ぶのか分からない面白さがある。結果として、今エピソードでは物語は完結せず、これで終わりかと思ったら、ポスト・クレジットで意外な発表があるので、話はまだまだ続きそうである。

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