レビューの詳細は、MAD MAX(4K UHD Blu-ray)/マッドマックス/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。1979年に突如、オーストラリアから低予算のバイオレンスアクション映画が誕生し、一躍世界的に人気になったのが、この「マッドマックス」である。主役を演じたメル・ギブソンは一躍スターになり、監督のジョージ・ミラーも人気監督になったきっかけを作った作品である。オーストラリア映画のため、舞台はオーストラリアで、それも低予算の映画だったために、草原を走る道路上でのバイオレンスアクションを中心に描かれているのが特徴である。そのバイオレンスアクションは結構激しい。派手なカーアクションが繰り広げられていて、見ていて気分がいい感じすらするぐらいである。この映画の成功で、続編がいくつか作られ、また、「マッドマックス」的映画というジャンルも作られたほどである。映画はMGMが配給を担当しているが、4K UHD Blu-rayはKINO LORBER STUDIO CLASSICSという会社からのリリースになっている。日本では馴染み無い会社だが、アメリカではいくつかの4K UHD Blu-rayをリリースしている。その映像は4K/DOLBY VISIONで収録され、35mmフィルムの映像を余すところなく映し出している。音響はdts-HD MA 5.1chのオーストラリア英語で収録されていて、オーストラリア訛りの英語が堪能できる。イマーシヴサラウンドでは無いものの、結構暴走族と警官の乗る車やバイクの走行感が遺憾無く発揮されていて、迫力がある。
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