あらすじ
ジャージ・マフィアのメンバーの一人、マヤは幼い頃、父をローニンによって殺された過去を持っていた。そのため、ローニンに対して恨みを持っていた。ジャージ・マフィアに捕まったクリントとケイトは、隙を見て脱出するが、マヤがクリントに攻撃を仕掛ける。そのために、クリントは補聴器を壊され、耳が聞こえなくなる。クリントとケイトは監禁場所を脱出し、車で逃走し、ジャージ・マフィアの攻撃をケイトの弓矢の腕で撃退する。クリスマスまでに自宅に帰りたいクリントだったが、ケイトやジャージ・マフィアのことを片付けなければ、家には帰れなかった。ケイトは、母の婚約者であるジャックを信用していなくて、クリントと共に母のPCを使ってジャックやジャージ・マフィアのボス、カジを調査する。そこにジャックが現れ、クリントにピンチが訪れる。
感想
少しずつだが、クリントがローニン時代に犯した悪党の殺害について、それに恨みを持つ人間が現れ、クリントを執拗に追い求める理由が明らかになって来始めた。クリントがローニン時代に殺した男の娘がマヤで、彼女は耳が聞こえない少女だったが、ローニンに父を殺され、ローニンに恨みを持っているという設定になっている。正義のためにローニンになって悪党を殺害していたクリントだが、その逆恨みが今になって効いてきた感じがする。その一方で、徐々にだがクリントとケイトのコンビが様になりつつあるように感じる。クリントとケイトがジャージ・マフィアから逃走する時に、ケイトが使った矢がアントマンのピム博士の作った矢だというのは、面白い展開である。このクリントとケイトのコンビの行く末や、ジャージ・マフィアとの関係、ジャックの裏の秘密など、今後も気になる展開が待っていそうである。「ホークアイ」からDisney+は4K/HDR10/DOLBY ATMOSで配信を開始しているが、これがかなりの効果を出している。今まで見てきた「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ロキ」などとは桁外れに映像、音響の効果が高い。これも見どころの一つである。
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