映画「トップガン」(Apple TV 4K/iTunes Movies/4K UHD)

レビューの詳細は、トップガン(4K UHD/iTunes Movies)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。2022年5月27日からロードショー公開されている続編「トップガン マーヴェリック」のそもそもの前作が、この1986年に制作された「トップガン」である。「トップガン マーヴェリック」の公開に合わせ、iTunes Moviesでは713円というバーゲン価格で4K/DOLBY VISIONの仕様のデジタル配信を行なっていたので、Blu-ray 3Dで見た時以来の久しぶりの鑑賞になった。「トップガン」は1986年の劇場公開時には見ていない。いつ初めて見たのかは記憶にない。自宅でビデオで見たのだと思うが、それがVHSだったのか、レーザーディスクだったのか、DVDだったのかも記録が残っていない。唯一記録があるのがBlu-ray 3Dでの鑑賞で、その時の鑑賞レビューも書いてはいる。

2022年5月27日に「トップガン マーヴェリック」をIMAXレーザーシアターで見て、大興奮したので、久しぶりに本編である「トップガン」を自宅で最高の画質である4Kで見ようと思ったわけだが、自宅で見ると、分析的に映画を見ているところがあり、戦闘機のドッグファイトシーンもIMAXの大画面でのドッグファイトシーンと比較してしまい、「意外とおとなしいな」という実感を感じてしまう。また、このiTunes Moviesのデジタル配信は、アメリカでの配信と違ってDOLBY ATMOSではなく、DOLBY DIGITAL 5.1chでの配信になってしまっているので、没入感という点では若干劣る面もある。それでも、1986年の映画ということを考えると、よくできたアクション映画だと思う。この映画が世間に与えた影響は大きく、MTV映画としてスタイリッシュな映像と音楽が融合した作品として、記憶に留めておくべき作品だろうと思う。また、トム・クルーズがこの映画をきっかけにスター街道を歩んでいくということも、忘れてはならない。

映像は4K/DOLBY VISIONでの収録で、35mmフィルムからの4Kトランスファーである。1986年の映画ということもあり、フィルムグレインは多めである。その分解像感はある。DOLBY VISIONによるHDR効果もカリフォルニアの晴れた空を見事に再現していて、リアリティがある。音響は前述の通りDOLBY DIGITAL 5.1chであるが、EXOFIELD THEATERのdts Neural:Xでの擬似イマーシヴサウンドで再生すると、頭上にも音源が発生し、意外と三次元サラウンドっぽく聞こえる場面が多い。「トップガン マーヴェリック」を鑑賞したが、前作「トップガン」を見ていない人で、この週末見たい人は、このiTunes Moviesでのバーゲンセールはおすすめである。

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