今日のiPhone-Maniaのニュース記事によると、Apple TVデバイスのYouTubeアプリがアップデートし、5.1chサラウンドに対応したとのことである。ということは、これまでYouTubeは5.1chに対応していなかったことになる。
以前、Apple TV 4Kを買った時に、「YouTubeアプリでDOLBY ATMOSの体感はできなかった」という記事を書いていたかと思うが、YouTubeに掲載されていたDOLBY ATMOSのデモ映像や、5.1chサラウンドのデモ映像は、これまでは実はタイトルの表示とは裏腹に、単なる2chステレオで、AVアンプの擬似サラウンド化でATMOSや5.1chになっているだけではないか、という疑念が心の中に巣食っていた。
先日も「スター・トレック:ディスカバリー」の第4シーズンをYouTubeで購入して鑑賞したが、やはり2chステレオでの配信だった。そこからすると、YouTubeの音声トラックは2chステレオがメインだったのではないかと思われる。それが今回、Apple TVのYouTubeアプリのアップデートで5.1chまでは対応可能になったのではないかと思われる。もちろん、YouTubeはGoogle傘下なので、Android環境下のYouTubeアプリでは、もっと早くに5.1chサラウンドに対応していた可能性もあるが、どちらにしても、大量に掲載されているDOLBY ATMOSのデモ映像は、実際にはATMOSには対応していないのだろうと思う。ようやくApple TVのYouTubeアプリでも5.1chサラウンドに対応したことで、これからはサラウンド音声も楽しめるようになったということかもしれない。
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