AppleのiPad Pro 2022年モデルの紹介ページで、「DaVinci Resolve for iPad」の画面が紹介されていたのを見て、「えっ、DaVinci ResolveのiPad版ってリリースされるの?」と興奮したことは、覚えている。
その「DaVinci Resolve for iPad」だが、製作元のBlackmagicが20日に正式に2022年第4四半期にリリースするという発表をした。Mac用のDaVinci Resolveは無料で使える動画編集ソフトで、僕も愛用させてもらっているが、「DaVinci Resolve for iPad」も基本的には無料でリリースするという。ただ、Mac用DaVinci Resolveには機能強化版のDaVinci Resolve Studioというのが約5万円の価格で売っていて、iPad版も後で有料課金することでStudio版にアップグレードできるそうである。
基本的には12.9インチiPad Proを意識したアプリになるようで、12.9インチiPad ProだとHDRの編集とか、M2 iPad ProだとProRes動画の編集もできるという。ただ、僕が持っている11インチM1 iPad Proでもある程度の制限はかかるものの、使えそうである。
ポイント的には、無料のCloud運用で複数のユーザーが編集をできるようにするということなので、僕の場合はCloudのIDを取得してCloud上で動画編集をするという設定にすれば、MacBook ProでもiPad Proでもどちらからでも動画編集できそうである。
今まで、旅行に行っていたときにiPhoneで撮影した動画は、旅行から帰ってきた後にMacBook Proでしか編集はできなかったが、少なくともiPadに動画のデータがiCloudで共有されれば、自宅ではなく、旅行先とか、実家に帰った際にも動画の編集ができるようになりそうで、大変楽しみなアプリの発表である。
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