シーズン2のシリーズ1の中で、唯一見ていなかったエピソードが、この「深夜のハンバーガー」である。ホールマン&フィンチという店のハンバーガーを真似して調理するジョン・ファヴローとロイ・チョイの二人だが、結構ハンバーガーを作るのに手間がかかっている。ハンバーガーの肉も肩肉と胸肉のミンチを混ぜ合わせることで、適度な脂身にしてあるし、添え物であるピクルスの作り方も複雑、フライドポテトに至ってはカットしたポテトを一度油で揚げて冷却した後、お客に出す時点で再度油で揚げるという手間をかけている。そのため、味はかなりうまそうである。
その他の料理はグリルドチーズというチェダーチーズをパンに挟んで油で加熱した料理や、デザートとしてのココナッツ・タピオカがあり、どちらも本場アメリカならではの豪勢な料理として登場する。
「ザ・シェフ・ショー」は、このエピソードを持って一応完結しているのであるが、久しぶりにこの番組を見て、料理の楽しさを思い知らされたところである。ストーリーがあるわけでもないから、いつでも見返せるし、続きが突如始まってもついていけそうであるが、ようやくシリーズ物を完結できた達成感は強い。
コメント