TM NETWORK TOUR 2022 FANKS intelligence Days at PIA ARENA MMのBlu-rayを見ての感想

去年の夏、東名阪でTM NETWORKの久々の有観客ライブ「FANKS intelligence Days」が開催されたことは知ってはいた。ただ、ここ福岡から東名阪のどこかに行くのには時間と手間とお金がかかるし、夏には体調を崩して予定していた沖縄旅行を中止するなど、体も万全ではなかった。そして、新型コロナの第八波が猛威を振るっていて、遠征するのもはばかれた。なので、このライブは生では見ることができなかった。

後日、今日見たBlu-ray発売の情報を得て、購入をしたのだが、僕の場合あまりに見ていない映画のBlu-rayが多すぎて、手をつけられない状況だった。何せ、TM NETWORKのデビュー30周年の時のライブビデオすら買ったはいいがまだ未見なのである。

それでも今年の6月にニューアルバム「DEVOTION」がリリースされたことと、昨日、「DEVOTION」に封入されていたTM NETWORKの2023年秋の全国ツアーの先行予約チラシで福岡公演を申し込んだら、当選したので代金を振り込みに行ってきて、秋のツアーが楽しみになってきたところで、昨年のライブをBlu-rayで見ようかな、と思った次第である。

見た感想だが、アルバム「DEVOTION」を聞いているので、ライブで演奏された楽曲に馴染みがあり、聴きやすいとは思った。知らない楽曲が多いと、何、これ、と言いたくもなるが、アルバムで予習しているので、どの楽曲も知っていることになり、楽しく聞くことができた。

ステージの奥にはスクリーンがあり、そこには映像が映し出されているのだが、その映像が結構インパクトあり、ステージ上で映し出されるだけでなく、テレビ画面にオーバーラップする形で表現されるので、没入感が素晴らしいと思った。

セットリストは意外な楽曲を演奏するな、と言った感じである。「あの夏を忘れない」とか「8月の長い夜」とか、滅多にライブでは披露しない楽曲を演奏したりするのは、新鮮味を感じる。また、定番曲もイントロのアレンジが大幅に変わっているので、この楽曲なんだっけ?と思わせる楽しさはある。

いつもは小室哲哉ソロのパートしかないのだが、今回は木根尚登のソロパートもあり、まさか「LOVE TRAIN」をギターとハーモニカ、パーカッションで演奏するとは思っても見なかったので、意外に感じたし、いいもの見たなという気がする。

で、小室哲哉のパートでは、「GET WILD」に入る前にサンプリングで「GIVE YOU A BEAT」が流れたりして、ツアータイトルの「FANKS intelligence Days」の名にふさわしい演奏だなと思ったりもした。

新型コロナの第八波が猛威を振るっていた頃のライブなので、観客もおとなしいが、それでもよくPIA ARENA MMを大人数収容しているな、と思わせるファンの数で、逆に新型コロナ感染者出なかったのか、心配になってしまう。

これで、秋のツアーの福岡公演の予習はできたと思うので、チケットが届いてライブの日を無事迎えられることを楽しみにしたい。

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