iOS 17とAirPods Pro(第二世代)で「適応型オーディオ」が非常に便利

iPhone 15 Proのセッティングも今朝の会社のPCを立ち上げ、会社の災害時の緊急連絡アプリの設定を行なったことで、無事完了した。iOS 17自体はiPhone 14 Proの時にもアップデートしていて、約1週間使っていることになるが、iOS 17とAirPods Pro(第二世代)での「適応型オーディオ」が非常に便利なので、少し書いてみたい。

iPhone 14 ProのiOSを17にアップデートした時に、AirPods Proのノイズキャンセリング機能に今までの機能の他に「適応型」なる項目が増えている。これは周囲の環境に応じてノイズキャンセルの度合いを強めたり弱めたりする機能で、外で音楽を聴く際に自動車などの走行音はある程度聞こえてしまうのであるが、その分周囲の安全性は高まっているように感じられる。従来のノイズキャンセルに比べれば騒音は聞こえやすくなってはいるのだが、音量も周囲の騒音の大きさに応じて可変するので、実際的には使いやすいモードかなと思う。

もう一つの機能として、「会話検知」機能がある。これはAirPods Proを装着して音楽を聴いている時に自分が話し始めると、音楽の音量が自動的に下がり、周囲の環境音を優先するというものである。これが便利だなと感じるのはスーパーなどのレジで会計をする時で、レジのおばさんが「レジ袋入りますか?」なんて尋ねられる時に、自分で「いりません」とか「いります」と話し始めれば、音楽がミュートされ環境音が聞こえるようになるので、今まで自分でノイズキャンセル機能を停止していたのが自動でできるようになって、かなり使いやすいと思う。

この機能はiOS 17とAirPods Pro(第二世代)での組み合わせなので、iPhoneは最新型である必要はないのも特徴である。iOSを17にするのと、AirPods Proのファームウェアを6A301にしておけば対応できる。AirPods Proのファームウェアを上げるには、iPhoneとの通信ができる環境下でAirPodsをケースに入れ、なおかつ充電をすることで自動的に適用になるので、手動での適用はできない。ファームウェアの確認は、「設定」-「Bluetooth」から「AirPods Pro」の右端にある「i」マークをタップすれば確認できる。

この機能は結構使い勝手いいので、AirPods Pro(第二世代)を所有している人は、設定してみるのもいいだろう。

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