楽天モバイルを2週間使っての感想

僕がahamoから楽天モバイルにMNPしてから2週間経つ。その間に会社に出勤したり、沖縄に旅行に行ったり、通院している病院に行ったりと、ある程度フィールドテストができたのではないかと思う。その実体験を今日は記してみたいと思う。

まず、楽天モバイルにMNPするにあたっての最大の心配は「どこまで電波が届くか」だった。楽天モバイルは現時点で自前でプラチナバンドでの電波送受信をしておらず、auの回線を借りて運用している。総務省からはプラチナバンドの周波数獲得ができた、とはいっているが、運用は来年以降である。そのため、特に建物内でどこまで電波が届くかが気になっていた。

まず、最初に気になった自分の行くところは会社の事務所である。エリアマップでは4Gで楽天回線を敷設していると書いてあったが、事務所の建物の中に入ってちゃんと電波をつかめるか気になった。実際に出社して建物内のよく自分が座る席で電波の確認をしたが、ここはちゃんと電波を掴んでいた。

トイレも電波は届いていた。トイレにはiPhoneを持ち込んでいないが、Apple Watchのセルラー契約をしているので、iPhoneから離れるとセルラー機能が起動して単独で動作する。トイレ内でApple Watchのセルラー機能は4Gの電波を掴んでいた。

次のフィールドテストは沖縄本島の旅行である。これは使えなかった場所を書いた方が早い。最初に使えなかったのはひめゆりの塔平和祈念資料館の建物の中の一部と、周囲のレストラン兼お土産屋の建物内の一部である。資料館内部では資料を読むのに精一杯で特に電波が届かなくても気にはならなかったが、レストラン兼お土産屋の建物内で圏外になったのは、少々きつかった。食事後に次の行動をする際のチェックにiPhoneが使えなかったからである。建物を出れば電波は届くので食事をしたら建物を出ればいいのだが、食事後の休憩が短くなりがちなのは辛いところである。

次に使えなかったのは具志川城跡の海岸に一番近い部分である。ここも少しでも内陸に入れば電波は届くのと、元々エリアマップでも圏外になると表示されていたので、特に気にしていなかった。

豊見城の旧海軍司令部壕の壕の内部も電波は飛んでいない。犠牲者が多数出ている戦跡で電波が飛んでいないからスマートフォンが使えない、と騒ぐこともないだろうし、別に困りもしなかった。見学時間も数十分程度だからその時間だけ圏外になっていただけだし。

後は那覇市壺屋の壺屋焼物博物館も建物の奥に入ると圏外だった。ここも特に気にしていなかった。

そのほかの沖縄那覇市と南部はだいたい電波は飛んでいたと思う。使用に問題はなかった。

そして、今日通院している病院に行ったのだが、病院の待合室は電波を捕まえていた。病院の待ち時間にスマートフォンが使えないと暇つぶしできないので、電波を捕まえられて良かったと思った。

これで、僕がよく行く場所に対しての楽天モバイルの電波の飛び具合について、基本は不便を感じない、という判断をしている。まだ行けていない映画館とか、実家付近での電波の飛びは未確認だが、多分大丈夫だろうと思う。

楽天モバイルだから電波の飛びが悪いということもなくて、エリア構築が上のはずのpovoあたりでも圏内でもデータ通信できないこともあるので、3大キャリアが完璧というわけではない。ahamoはパケ詰まりの問題がまだまだ解決していないし。

そういう意味では、しばらくは楽天モバイルでもさほど不便なく使用ができるかなと思っている。楽天経済圏に戻ってきたのでポイントも再び貯まるようになったし、しばらく有効活用させていただこうと思う。

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