今日のCNETの記事を読んでいて、変な気分になったのが、表題の内容である。ここ最近、YouTubeは広告ブロッカーアプリを使用している視聴者に対して、「YouTubeサイトにおける広告ブロッカーアプリの機能を停止するか、YouTubeプレミアムへの加入をするように」というメッセージを表示させ、動画を視聴させないような動きを取り始めている。
YouTubeプレミアムは当然有料課金なので広告表示自体はなくなるのだが、月に1200円前後かかるので、今まで無料でしかも広告ブロッカーアプリで広告を排除して視聴していた視聴者には受け入れがたいプランである。
では視聴者はどうしたかというと、広告ブロッカーアプリ自体をアンインストールするという行為に至ったというのが、驚くところである。それも平均の5倍もの視聴者が広告ブロッカーアプリをアンインストールしたというのだから、不思議に思う。
なぜ、広告ブロッカーアプリの設定を見直して、YouTubeだけ広告ブロックのサイトから除外するという設定にしないのかが、僕にはわからない。webの広告は結構鬱陶しいものであり、YouTube以外でも広告ブロックすることは効果があると思うのだが、YouTubeのサイトだけ除外して他のサイトで広告ブロックを使い続けるという判断より、視聴者は広告ブロッカーアプリ自体をアンインストールして全てのサイトの広告表示を受け入れる方向に舵を取っているのが、理解できないところである。
ちなみに僕がYouTubeを見るのは基本4Kテレビに内蔵のYouTubeアプリであり、当然テレビなので広告ブロッカーアプリは入れていない。そもそもテレビアプリ向けの広告ブロッカーアプリが存在するのか調べもしていない。そんな状態だから、YouTubeは当然広告も視聴した上で無料視聴している。広告自体は鬱陶しいのだが、ベッドに寝っ転がってテレビの大画面でYouTubeを見るということに馴染んでしまったので、YouTubeの広告はやむを得ないものと受け入れている。
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