レビューの詳細は、ECHOES OF THE SUN|ユニバース2-太陽の響|輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。
このドキュメンタリー映画は、1990年に大阪で開催された国際花と緑の博覧会の富士通パビリオンの目玉アトラクションだったのだが、その映像が輸入盤DVDの「THE HIDDEN DIMENSION」の映像特典として収録されている、と知ったのはAV Watchの「世界初の半球IMAXドーム×総天然色×完全3D! 伝説の「富士通パビリオン」秘話」の記事からである。
この手のIMAX映像をホームシアターで再生するのは密かな趣味である僕としては、「THE HIDDEN DIMENSION」輸入盤DVDの入手をすることが、「ユニバース2-太陽の響」鑑賞への近道だと思った。幸いなことに、僕が輸入盤Blu-ray等を購入するDVD Fantasiumでは在庫があったので、購入できて、今日の視聴になった。ちなみにDVD本編の「THE HIDDEN DIMENSION」の方は未見であり、いつ見るかは決めていない。
先に「ユニバース2-太陽の響」の映像を見るのが目的で買ったDVDであるが、その目的は十分に達成したと考えている。自宅のホームシアターの環境が4K UHDになり、HDのBlu-rayですらだんだん見なくなりつつある中、SDのDVDを今更見る羽目になるとは思いもしなかったが、IMAXのドキュメンタリー映画のディスク化はBlu-ray以降減っているので、やむを得ない。
かつてIMAX DOME 3Dで鑑賞した記憶はあるのだが、ホームシアターでSD画質とはいえ再見できたのは幸運である。IMAXフィルムのアスペクト比のまま収録されているので、印象が劇場公開時に近いし、音響がDOLBY SURROUNDで収録されているので、音響効果が比較的優れている。音に包まれる感覚を受け、臨場感抜群である。映像もSD画質とは思えないぐらい見られる映像になっている。
ドキュメンタリーに関心のない人には無用の作品ではあるが、IMAXフィルムに関心のある人や、万国博覧会に関心のある人にはおすすめの作品である。
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