第86回アカデミー賞、作品賞に「それでも夜は明ける」が受賞

映画ファンにとって1年で最大のお祭りはこのアカデミー賞であろう。今日の朝からこの授賞式が開催された。本命の作品賞は、黒人監督初のアカデミー賞受賞となる「それでも夜は明ける」が受賞したということで、日本でも公開にも弾みがつきそうな感じである。この作品、黒人の奴隷制度を扱っているということで、かなり重たい作品だと思う。それでも過去の忌まわしい記憶をきちんと検証するところはいかにもアメリカ映画らしいと思う。監督賞以下主要部門は結構ばらけたが「ゼロ・グラビティ」がかなりの賞を受賞したということで、Blu-rayで観るのが楽しみである。本来ならばIMAXで観るのがベストな作品だとは思うが、残念ながら劇場公開時には行けなかったので、Blu-rayを楽しみにしている。話題を振りまいていた「アメリカン・ハッスル」と「ウルフ・オブ・ウォールストリート」が受賞出来なかったのはちょっと残念。レオナルド・ディカプリオは賞に縁のない残念な役者だと思う。演技力あるのに。どちらにしてもこの2-3月に輸入盤ではBlu-rayが発売されるので、自宅で観られるのはいいタイミングだと思う。

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