土岐麻子20周年記念ベスト「Peppermint Time」を聞いての感想

ここ最近、あまり土岐麻子のアルバムを聴いていなかった。土岐麻子というより、どのアーティストのアルバムも聴いていない、と言った方が正しいかもしれない。仕事が在宅勤務なので、通勤時にアルバムを聴くというスタイルが消えてしまったのが原因である。もちろん、家から出かけるときにはおすすめ楽曲を聴くのだが、当然アルバム単位ではない。なので、アルバム単位で聴くことは少ない。

土岐麻子から少々離れたのには別の理由もある。土岐麻子が事務所から独立してからというものの、福岡でライブを行う機会が全くなく、僕がライブに参戦する機会がなかったことも要因である。事務所独立後アルバムをリリースしてこなかったのも原因ではある。

その土岐麻子がソロデビューしてから今年で20周年を迎えるのを記念して、2枚組CD+ライブBlu-rayでベストアルバムをリリースした。アルバムタイトルは「Peppermint Time」と言い、なんか聴いた感のあるタイトルである。

このベストアルバムは昨日の午後に届いていたが、昨日は珍しく会社に出社していたので、家に帰ってから2枚組CDのうち1枚のみ聴けただけだった。今日は在宅勤務だったので、2枚とも聴くことができた。それで、その感想を書いてみたい。

ディスク1の方は割とポップ調の楽曲で固められている感触を受ける。2枚組アルバムの2枚とも、比較的最近の楽曲中心かな、という気がしないでもないのだが、ディスク1の方は古めの楽曲もそれなりに収録されている感じを受ける。

ディスク2の方は逆に落ち着いた楽曲中心で、しかも古めの楽曲は少ないので、より最近のオリジナルアルバムの雰囲気を引き継いだ傾向にあるように感じられた。

どちらのディスクも70分強の収録時間なので、聞き応えはあるし、久しぶりに土岐麻子ワールドに触れられて、いい感じではあった。

僕自身の土岐麻子との楽曲の付き合いはベスト盤から始まっているので、手元にあるだけでも今回のディスクを含め3種類のベスト盤を持っているのだが、それぞれに味のあるベストに仕上がっているように思える。ただ、今の土岐麻子を語るのだったら、「Peppermint Time」なのだろうと思う。

5月2日にビルボードライブ東京でのソロデビュー20周年記念ライブを見に行く予定ではあるが、福岡から久しぶりに東京まで遠征してライブを見にいくので、このベストアルバムが予習替わりになるかな、と思っている。そのためにはiPhoneで聴けるようデータ変換しなければならない。

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