Google ダークウェブ レポートが一般ユーザーに解放されたので、早速使ってみる

Googleが、Google Oneユーザー向けに提供していた「ダークウェブ レポート」を一般ユーザーに解放する、という声明を出したのは、2024年7月上旬のことだった。

「ダークウェブ レポート」とは、いわゆる「ダークウェブ」と呼ばれるアングラなサイトで取引される個人情報の中に、自分の名前やメールアドレス、電話番号、住所などの個人情報が流出していないか、を調べるツールである。これまではGoogle Oneという有料サービス加入者のみの提供だったものが、Googleのアカウントを持っている人ならば無料で利用できるようになる、という話だった。

当初の声明だと、7月下旬から一般ユーザーに解放するという話だったが、8月に入っても解放されず、日本のGoogleではしれっと「延期」という表示になっていた。なので、気にはなっていたものの、「ダークウェブ」で個人情報が漏れていないかを確認する手段はない状態だった。

それが、昨日の夕方、ニュースで日本を含む世界のいくつかの国で「ダークウェブ レポート」が一般ユーザーに提供され始めた、という話を聞き込んで、早速使い始めてみた。

使い方は、Googleのアカウントにログインした状態で、「ダークウェブ レポート」のサイトにアクセスすると、手続きが表示されるので、画面の指示のままに手続きしていけば、自分の個人情報が「ダークウェブ」に流出しているか、いないかがわかるようになっている。

Googleのアカウントにログインしない状態で上記サイトにアクセスしても、403エラーが表示されるので、注意は必要である。また、上記のリンクはPC版での場合であり、iPhoneやAndroidではまた、別のアクセス方法になるのは注意が必要である。詳細は、「モニタリング中のプロフィールを作成してダークウェブ レポートの結果を確認する」を参照の上、iPhoneやAndroidでの対応方法を確認いただきたい。

Googleアカウントは、Gmailを利用している人ならばすでに取得しているはずなので、GmailのアカウントとパスワードでGoogleにログインすれば問題ないはずである。

僕の個人情報の「ダークウェブ」流出に関して言えば、調べた限りでは今のところ流出していなかった。まあ、いつ流出するかはわからないので、永遠に安全というわけではないのだが、このレポートでチェックし続ける限り、個人情報が流出した場合には連絡が来るので、対策を取ることはできる。

Googleのアカウントを持っている人には結構便利なレポートなので、試してみるのも良いかと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました