つくば科学万博のレコードを実家から持ち帰る

ここ数日、母の死の対応で実家に毎日行っていた。昨日の夕方でひと段落した。弟が何を思ったのか、自室にあった小説を何冊か持って帰っていた。それで、僕もつくば科学万博のアナログレコード2枚、滝の劇場 三井館のサウンドトラックとNEC C&Cパビリオンのサウンドトラックを持ち帰ることにした。母の死に対してショックは受けているのだが、どこかで音楽で癒されたい、という気持ちはあって、そんな中で数日前にディスクユニオンに注文したアナログレコードも含めて、自宅でつくば科学万博のサウンドトラックを聴きたいなと思っていたのである。

今の住処は実家からはそうは遠くはないのではあったが、レコードを入れる袋があるわけでもないから、アナログレコード2枚のジャケットを小脇に抱えて帰るのには気を遣った。誤って取り扱ってディスクに傷つけては意味がないからである。なんとか無事に住処に持ち帰ることができた。

滝の劇場 三井館は昔にアナログレコードからリッピングしてAACにしてあるのでApple TV 4Kで聴けるし、NEC C&Cパビリオンの音源は何年か前にまさかのCD化されたのを購入してあるから、今の住処でアナログレコードを持ってこなくても聞くことはできる。ただ、アナログレコードのロースピードの回転数で再生される柔らかな音源で聴きたいとは思っていた。

昨晩、住処に戻って、母を失った悲しみを抱えながらビールを飲み、NEC C&Cパビリオンのアナログレコードを聞いてみた。AV機器としてアナログレコードプレイヤーがオーディオテクニカのサウンドバーガー、AVアンプがマランツのCINEMA 70’s、スピーカーがPOLK AUDIOという構成だったのだが、再生したらあまりの音質の良さに仰天した。レコードは1985年に買ったものだから、39年前のものなのだが、ここまで音質良かったのか! と驚いていた。

今朝も、気分が乗らないこともあって、滝の劇場 三井館のアナログレコードも聞いてみたのだが、こちらも昔にAACに変換した音質に比べると、柔らかい温かみのある音質で、いい感じだった。

今晩は、ディスクユニオンからダイエー館のサウンドトラックと電力館のテーマソングが届く予定である。そして、昨日、レコードシティというショップで政府館のテーマソングと講談社ブレインハウスのテーソング、健康・スポーツ館のテーマソングもアナログレコードで注文してしまったので、いずれ届くと思う。懐古趣味はないのだが、せっかくアナログレコードが再生できる環境にあるのだから、高校生の時に興奮したつくば科学万博を再現できるサウンドトラックやテーマソングは聞いてみたい。それらは徐々に楽しめると思う。今のところ、リリースされているレコードは全て確保しているつもりであるので、コレクションが増えたなという感じである。

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