スター・トレック:ローワー・デッキ シーズン2 エピソード7「愛欲の泉」(Amazon Prime Video)

 あらすじ

セリトスは、長年戦争をしてきた異星人の戦争終結に立ち会っていた。異星人は自らが作り出したコンピューターに騙され、戦争を続けてきたわけで、そのコンピューターはコアだけにされていた。コンピューターを回収したセリトスは、連邦に持ち帰るべく、マリナーとボイムラーに輸送任務を与える。しかし、その途中で宇宙嵐に遭い、無人の惑星に墜落してしまう。シャトルが破損してしまい、食料、水もない中、マリナーとボイムラーはコンピューターの誘惑と戦いながらサバイバルを繰り広げる。一方セリトスはある異星人の船と接近する。異星人の船はワープコアが破損していて、セリトスに救助を求めてきた。しかし、実はその船の女王はセリトスのビラップス少佐の母であり、彼を王にすべく、企んでいたのである。それを察知しながらも、ヒラップス少佐はラザフォードと船の修理に勤しむ。

感想

今回のエピソードも、2つのストーリーが同時並行する。大体がマリナー&ボイムラーと、ラザフォード&テンディのコンビで進むのがパターンだが、マリナー&ボイムラーは戦争の原因となったコンピューターのコアを連邦に運ぶ輸送任務につき、その途中で遭難をして、どうサバイバルをするかのスリル満点の展開になっている。それもただサバイバルするだけでなく、コンピューターの誘惑を避けながらなので、余計に面白い。結末は意外な展開になっている。ラザフォード&テンディのコンビの方は、ある星の王子であるビラップス少佐が王になるための策略を母に立てられてしまい、危うく引っ掛かるところだったという展開である。こちらも予想外の展開で、なかなか面白い。ラストは無事元の鞘に収まり、安心できる展開になっている。

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