2022年12月、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのインビテーションが届いた。結局申し込みを行い、現在は手元にカードがある。インビテーションによる申し込みだったため、年会費は1年に1度、1円でも利用すれば無料になるという特典がついていた。
ただし、インビテーションによるカード追加だったことやサービス内容の変更で、現在、空港ラウンジの利用が年2回に制限されている。福岡に住んでいた頃は、実家や東京に行く機会が年に何度かあり、福岡空港や羽田空港を利用していたため、この制限はやや窮屈に感じていた。とはいえ、銀行系のゴールドカードも保有していたため、空港ラウンジはそちらのサービスを利用することが多かった。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードはメインカードとしては使用していなかったが、時折利用していたこともあり、先日、新たなインビテーションが届いた。今回は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードへのアップグレードを勧める内容だった。
しかし、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が22,000円かかる。インビテーションでも年会費の割引はなく、それが負担になる点は否めない。ただ、その代わりに空港ラウンジの利用制限がなくなり、さらに海外空港ラウンジの利用が可能なプライオリティ・パスが付帯する。このプライオリティ・パスは、本来年間469ドル+1回の利用ごとに35ドルかかるものだが、プラチナカードに切り替えれば無料になる点は魅力的だ。
現在、切り替えを検討しているのだが、躊躇している最大の理由はプライオリティ・パスの扱いにある。セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードでもプライオリティ・パスを利用できるが、その場合は年会費469ドルの部分が11,000円/年で利用できるというものだった。昨年10月にこのプライオリティ・パスを申し込み、すでに11,000円の年会費も支払い済みである。この状態でセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードに切り替えた際、既存のプライオリティ・パスの扱いがどうなるのかが不明であるため、現在問い合わせをしている最中だ。
プライオリティ・パスの有効期限は3年間あり、今後2年間、11,000円/年の支払いが続くことになる。しかし、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードに切り替えた場合、この既存のプライオリティ・パスの有効期限がどのように扱われるのかが不透明である。この点がクリアにならない限り、切り替えの決断は難しい。
年会費22,000円の負担も決して軽くはないが、近年ゴールドカードのステータスが低下しつつある中、プラチナカードのステータスは依然として高いように思う。問い合わせの結果次第では、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードへの切り替えを前向きに検討しようと考えている。
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