昨年10月に母が亡くなり、年末にかけて遺産整理の手続きを進めていた。銀行の遺産整理サービスを利用し、マイナンバー情報や実印、印鑑証明書の提出を行った。また、父と弟にも実印の押印、印鑑証明書の提出、必要事項を記入した書類の提出を依頼した。
昨日、銀行からメールが届き、母の遺産のうち銀行残高に関する書類を郵送するとの連絡があった。その内容を確認のうえ、オンラインで承認してほしいとのことだった。今日あたりに書類が届くだろうと思っていたところ、午前中に書留で銀行残高証明書、法定相続人一覧図、戸籍謄本、住民票などが送られてきた。
銀行の遺産整理サービスでは、保険の死亡相続人に支払われる一時金は残高一覧には含まれておらず、普通預金と投資信託のみが記載されていた。手続きを先に進めるには、まずこの内容を承認する必要があるため、昼休みにメールに記載されたURLから銀行の承認画面へアクセスし、承認を行った。これで法定相続人が確定し、銀行残高も確定した。最終的には、僕が開設した銀行口座へ母の遺産が振り込まれることになるはずである。
ただ、その前に父と弟にも情報が伝達され、承認が必要になると思われる。父は相続の割合を変更したいと言っているが、それを実行するには税理士と相談する必要があり、頭が痛い。相続税の相談も含め、いずれにせよ税理士には相談せざるを得ないだろう。
母の遺産のうち銀行残高は確定したものの、保険の死亡相続人に支払われた一時金が僕と父の口座にそれぞれ振り込まれているため、改めて整理し、遺産全体の総額を一覧にする必要がある。父から電話で都度情報を聞いているが、口頭では記憶が曖昧になり、すべてを把握できていない。近いうちに実家へ行き、再確認せざるを得ないだろう。
手間はかかるが、銀行の遺産整理サービスを利用しているため、比較的楽なほうだと感じる。今日届いた戸籍謄本を見ても、父と母の戸籍が複雑であり、これを自力で取得しようとしたら大変なことになっていたに違いない。
コメント