以前、「母の遺産整理を銀行に依頼する」という記事で、僕が母の遺産の手続きを銀行に任せたことについて書いた。その手続きのための資料が、先週土曜日の夜に僕の手元に届いた。
基本的には、資料に必要な署名をして実印を押印し、さらに実印の印鑑証明書を添付するだけだ。ただし、相続人となる父と弟には、相続人が確定した段階で、同じように書類への署名と実印の押印、印鑑証明書の提出が必要になる旨を伝え、了承を求める連絡も済ませた。
ただ、銀行の遺産相続手続きサービスには一つ問題があった。僕や銀行の手続きを簡略化した結果、母の遺産を振り込む先が、僕が現在利用している銀行口座ではなく、遺産を処理する銀行で新たに口座を開設する必要があったのだ。
幸い、その銀行は「窓口に行かなくてもスマートフォンだけで口座開設が完了する」と謳っていたため、土曜の夜に手続きを開始した。開設手続きには1時間近くかかった。スマートフォンでの操作が必須で、MacBook Proでは作業ができない仕様だったため、仕方なくiPhoneを使って進めることになった。普段、家ではMacBook Proで作業する方が効率的なのだが、この手続きはスマートフォンに最適化されているため、iPhoneで対応せざるを得なかった。
その後、審査が通るのを待っていたが、先ほど、無事に口座が開設されたとの連絡を受けた。これから、iPhoneに銀行の専用アプリをインストールし、口座の登録を行う必要がある。また、新しく開設した口座番号を、母の遺産整理を担当する銀行に提出する書類に記載するという作業も残っている。
とはいえ、これで母の遺産を受け取るための口座が一つ確保できたので、遺産をそこに集約し、相続人へ分配する際に分かりやすくできるだろうと考えている。
ただ、これで僕が保有する銀行口座は6つ目になってしまった。幸い、1つは来年1月に自動解約される予定なので問題ない。しかし、九州に住んでいた時期に財形住宅の残高確認のためだけに作成した口座については、近いうちに解約したいと思っている。財形住宅はすでに解約済みで、その銀行口座の残高は0円なので、維持する理由がないからだ。使わない銀行口座を少しずつ整理したいと考えている中で、今回新たな口座を開設することになり、正直、頭の痛い状況である。
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