江藤農水相、辞任 後任も期待できない

今朝のニュースで、「妥当だろう」というか、当たり前だと思ったのは、自民党の江藤農水相が辞任を提出したことだろうか。

先日の佐賀での講演で、米の価格が高騰していて国民全体が悲鳴を上げている中、江藤農水相は「米は買ったことがない」などと発言して、国民感情を逆撫でする行為を行なっていたのである。「米を買ったことはない」だけでなく、「米は支援者からいただくから、家には売るほどある」とまで発言し、このニュースを聞いた国民全員が激怒しているのである。

事態の大きさに江藤農水相は陳謝をしたものの、実際には陳謝にはなっておらず、単なる言い訳だったので、火に油を注ぐような状況になっていた。

結果として江藤農水相は辞表を提出し、農水相の座を辞任することになったのだが、まあ当たり前の行為だとしか思わない。最近では、政治家が国民を舐めているのか、暴言、失言を放って国民感情を逆撫でしても、お詫びの一言で済ませてしまい、辞任すらしない人も多く、さらには兵庫県知事のように自分の考えは絶対に正しい、と変な信念を持って政治を行なっている人もいたりして、政治家の身の処し方にかなり疑問を持っていたので、辞任しただけマシかなと言えなくはない。本来ならば、政治家を辞めていただきたいところであるが。

その農水相の後任は、小泉進次郎氏になるようである。正直、個人的には信用できない人なので、彼が農水相の座についたとしても、状況は変わらないように思える。彼の父である小泉純一郎が内閣総理大臣に行った政策には批判的な見解を持っているので、息子である小泉進次郎氏に期待していない。

本来ならば、自民党を政権の座から引き摺り下ろしたいところではあるが、野党にもあまり期待できず、困った状況ではある。参議院選挙には確実に投票に行くが、誰に投票するかは考えなければならない。

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