日経平均株価上昇中の中、持ち株の売却手続きを進める

ここ何ヶ月か、日経平均株価が上昇している。原因は、欧米の利上げによる景気後退を受けて、異次元の金融緩和を続ける日本の株を買う動きが欧米の投資家を中心に強まっていることになるらしい。日本の景気が良くなっている訳ではないところが問題だが、それは置いておいて、僕が所有している幾つかの会社の株価も値上がりしているところがある。

その中で、前に勤めていた某大手企業の株価が、僕が当時勤めていて持ち株を購入していたときに1000株だけ持株会から引き出し、証券会社に管理を移した時の評価価格に近づいている。僕が株を引き出した時には前に勤めていた会社の業績はそんなに悪くなかったので、株価は結構高かった。その後、景気の悪化もあったのと、革新的新製品を出せなかったこともあって業績が低迷し、株価はかなり落ち込んでいた。ひどい時には引き出した時の評価額の半分以下に株価がなった時もあった。

そうなると損をしているのだが、売っても大損なので塩漬けにしていて、とりあえずずっと証券会社に預けっぱなしで放置していた。それが、昨日の昼、引き出した時の評価額にあと数十円というところまで株価が上がっていた。それで、損切りではないけれど、儲かりもしないが損もしない評価額に上がったら株を1000株分全て売却、という手続きをした。ここ1週間の間で株価が評価額を上回ったら、株を売却という予約手続きをしたのである。

僕が前に勤めていた会社が今後も革新的新製品を出せるとも思わないし、株価が僕が引き出した時の評価額を大きく上回るとも思えないので、とにかく損をしない形で資産を確定させたいところである。持株会で買っていた株自体は1000株どころか数千株もあり、それは今の会社に異動する時に証券会社にその時の評価額で預けられていて、そちらでは黒字になっているのでそれはそのまま放置しておくが、赤字の元凶である1000株分の株だけはなんとか損出のないような形で売却したいところである。しばらくはApple WatchやiPhoneで株価をチェックすることになりそうである。

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