先日、手元にあるセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費が、6月1日から11,000円値上げされるという記事を書いた。11,000円の値上げは痛いが、利用の仕方次第ではまだ十分使えると考えている。
その後、偶然ネットで本家アメリカン・エキスプレス・カードの特典が改悪されるというニュースを目にした。記事を詳しく読んでみると、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと同等の年会費のカードにあたる「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」が、確かにサービス改悪の対象となっていた。
具体的には、6月から日本の空港ラウンジの半数近くが無料利用の対象外となる。また、海外空港のラウンジが利用できるプライオリティ・パスも、年間2回までしか無料にならない。そして、年会費も値上げされるのだ。
特に、日本国内の空港ラウンジ無料利用の対象外となるのは、地方空港が中心である。函館空港、青森空港、岡山空港、大分空港などが含まれる。一方、主要空港である羽田空港、成田空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港などは、引き続き無料利用が可能だ。しかし、対象外となる空港ラウンジでは、本家アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードを提示すると利用料が発生する。利用料はラウンジによって異なるが、おそらく1,000~1,500円程度だろう。
また、プライオリティ・パスの無料利用が年間2回に制限されるのも厳しい改定だ。年に1回の海外旅行なら行きと帰りでギリギリ収まるが、年2回以上海外へ行く人にとっては、制限が厳しすぎる。
年会費はもともと36,300円だったが、49,500円に値上げされる。セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費(値上げ後の33,000円)と比べても、かなり割高なカードになる。
もっとも、本家アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードには、新たな特典としてホテルの宿泊費が最大2泊無料になるサービスが追加される。年間300万円以上の利用で1泊、年間500万円以上の利用で2泊無料になる仕組みだ。しかし、年間300万円以上の決済が必要となるため、一般的なカード利用者にとってはハードルが高すぎるのではないかと思う。
こうした改定を考えると、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの値上げは、サービス改悪ではなく、むしろ追加特典がある分、納得できる範囲内のものといえる。年会費33,000円で多くのサービスを享受できるのだから、本家のカードよりもコストパフォーマンスが高いのではないか、というのが今の本音である。
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