先週、4KテレビとAVアンプ間のHDMI CECのコントロールが時々効かなくなるという記事を書いた。その原因は不明だが、もしかすると、ストレス解消に遊んでいるNeoGeo miniのHDMI端子が不調で、映像や音声が出なくなることがしばしばあるのが一因ではないかと考えている。
NeoGeo miniが不調なので、新しくテレビゲーム機を買った方がいいのではないかとも思ったが、最近のゲーム機は価格が高い。購入すること自体は可能だが、それに見合うだけの価値があるかどうかはわからない。
そこでふと、「Apple TV 4Kにはゲームアプリをインストールできるのだから、ゲーム機として使えないだろうか?」と思い立った。すでにインストールされている「パックマン256」や、かつてプレイしていたものの、Apple TV 4Kのリモコン操作がしづらくてアンインストールしてしまった「アスファルト8」など、大画面で遊べるスマートフォン向けゲームがそれなりにあることを思い出した。
さらに、Apple Oneという定期購読サービスに加入しており、その中にApple Arcadeが含まれていることも思い出した。Apple Oneは主にApple MusicとiCloud 50GBのために契約しており、Apple TV+とApple Arcadeはほぼ使っていなかった。せっかく契約しているのだから、Apple Arcadeを活用すれば、追加費用なしでゲームを楽しめるのではないかと考えた。
Apple Arcadeのラインナップを確認すると、「太鼓の達人」というリズムゲームがあった。これを遊んでみようと思ったのだが、ゲームをプレイするにはコントローラーが必須だった。対応するコントローラーは、PS5やNintendo Switch、Xbox、もしくはMFi認証のコントローラーである。Amazonや楽天で調べると、比較的安価なゲームコントローラーが販売されていたので、試しに購入してみた。
届いたのは中華製のゲームコントローラーで、MFi認証はされていなかった。「果たして動作するのだろうか?」と半信半疑だったが、BluetoothでApple TV 4Kと接続すると、問題なくペアリングできた。Apple TV 4K側からはXboxのコントローラーとして認識されているようだった。
早速、そのコントローラーを使って「太鼓の達人」をApple TV 4Kにインストールし、プレイしてみると、問題なく遊ぶことができた。実際にプレイしてみて、自分のリズム感のなさに愕然としたが、それはさておき、コントローラーは「パックマン256」でも問題なく動作した。Apple TV 4Kのリモコンよりも操作しやすいのは言うまでもない。
今後、仕事などでストレスが溜まった際には、しばらくApple TV 4Kと中華製ゲームコントローラーで遊び、気分転換を図るつもりである。NeoGeo miniはあまり使わない方がいいのかもしれない。
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