今日のYahoo!ニュースで記事を見て、ちょっと考えてしまったのが、「収入と休み、どちらを選ぶか」という問いに対して「収入」という意見を持つ人が、アンケートに答えた人378人のうち57.6%もいる、という事実である。
このアンケートは、「Job総研」が実施した「2025年 休み方実態調査~物価高編~」によるもので、「THE GOLD ONLINE」が報じているものである。
その前段として「物価高により、休日の過ごし方に影響が出ている」という回答をした人が84.1%もいるというのが驚きであった。また、「休日の出費が経済的な負担になっている」と回答した人も73.6%に上っているのが愕然としたところである。
このアンケートを見ると物価高の影響が休みですら休みになっていない状況を示していると言えそうであるが、僕から見ると違和感を感じざるを得ない内容になっている。
僕が今時点で資産をある程度持っているから、あまり物価高の影響を受けていない部分はあるのだが、僕自身のそもそもの休みの過ごし方はホームシアターで映画を見ることであり、昔からビデオディスクを購入して映画を見ているので、物価高だから休日の過ごし方に影響が出ているとまでは言えない。もちろん、ビデオディスクも価格が上がっているので出費が痛いとは思っているが、逆に円高時代に買ったものの見ていない映画のディスクは数百枚存在しているので、それを見ればいい部分もあるので、新たな出費は控えめにして、過去作を色々漁っている。
それに、僕自身の平均余命を考えると、物価が高いため出費をケチって楽しみを削ると、寿命が来た時に後悔しそうな気がするので、あえて出費をためらわずに色々チャレンジている部分もある。もちろん、出費が続くと少々戒めの心が浮かぶのだが、童話の「アリとキリギリス」の話のようにアリさんの精神で過ごしてしまうと、多分人生後悔すると思うので、意識的にキリギリスさん的な生き方にしようとしている。
僕自身、仕事と休みのどちらを選ぶと言われたら迷わず「休み」というぐらいなので、仕事で稼ぐよりは休みを優先したいほうである。収入はそんなに高くなくてもいいから休みが欲しい。仕事漬けで稼いでも体を壊したら元もこうもないので、休みを優先する。すでに精神疾患で体は壊しているので、仕事漬けは拒絶したいが、最近は割と平日は仕事漬けである。そのために給料は上がってしまっているが。
休みより稼ぐということを選択する人が多いというのは、基本的に政府の施策が間違っていることの現れだと思う。政府が企業を優遇するために過去最高の収益を上げても社員に還元しない状況が生じていることが原因の一つだと思うので、もっと政府に怒りをぶつけてもいいのだと思う。
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