先週の金曜日、タレントのTOKIOのメンバーである国分太一氏がなんらかのコンプライアンス違反をしたため、日本テレビの社長が会見をして、国分太一氏は無期限芸能活動休止状態になった。日本テレビ社長の会見もそうだが、コンプライアンス違反の内容は一切説明されなかったので、何を犯したのかは知らないが、芸能情報によると、どうもセクハラ、パワハラを犯した可能性が高い、ということだった。
先ほど、iPhoneにインストールしてあるYahoo! JAPANアプリに通知が来て、突然TOKIOが今日付で解散する、というニュースが流れた。国分太一氏のコンプライアンス違反が原因と考えているが、メンバーが不祥事などの理由で離れていって、そもそも芸能活動に支障をきたしかけていたので、解散はなるべくしてなったかな、と考える。
国分太一氏の事件もそうだし、中居正広氏の加害もそうだが、最近、旧ジャニーズ事務所に所属していたタレントの不祥事が目立っている。田原俊彦氏のセクハラ発言もあったし、旧ジャニーズ事務所で起きたジャニー喜多川氏の性加害事件と、それを隠し続けた事務所、事務所に忖度し続けたマスメディアの関係性が、ジャニー喜多川氏の性加害がBBCによって明らかにされ、事務所が消滅したことで、完全に崩れたために不祥事をもみ消せなくなっているのではないか、と感じている。ジャニー喜多川氏の性加害に対する被害者への補償もどうも誠実に対応しているとは言い難いようではあるし、事務所としての悪い体質がここに来て急激に表面化しているようにも見える。
個人的には旧ジャニーズ事務所とそのファンに対していい感情は持っていない。過去にファンのある行動が僕の密かな楽しみを邪魔した経緯があるので、嫌悪している。また、山下達郎氏のジャニー喜多川氏に対する忖度と性被害者に対する敬意のなさを露骨に表したラジオ番組での発言に対してもいまだに許してはいない。しかし、山下達郎氏については、最近はメディアで活発に取り上げられるので、忌々しい思いはしている。そういう意味では、世間一般の感想とは違って、TOKIO解散に対しては、残念という感情は全くない。「メンバーが不祥事を犯したのだから仕方ないよね。」程度の思いしかない。
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