ウェンズデー シーズン2 エピソード8「悪夢の決戦」(4K UHD/DOLBY VISION/DOLBY ATMOS/Netflix)

あらすじ

アイザックはパグズリーを誘拐する。パグズリーが誘拐されたことを知ったアダムス・ファミリーはパグズリーのことを心配し、ウェンズデーと母モーティシア、祖母の3人で力を合わせて、ウェンズデーの幻視を一時的に復活させる。

ゴメスとモーティシアがネヴァーモア学園にいた頃、ゴメスとアイザックは親友だった。しかし、その頃からアイザックは姉であるフランソワーズのハイド化を止めるために、実験を行なっていて、エネルギーを発射できていたゴメスはその実験に巻き込まれてフランソワーズのハイド化を止めることを強制される。それに気づいたモーティシアがアイザックの右腕を叩き切って実験は失敗に終わり、アイザックは死んでしまったため、ゴメスとモーティシアはアイザックを埋葬した。その実験のせいでゴメスは力を失った。また、アイザックの叩き切られた右手は独自の意志を持つようになり、ハンドとしてアダムス・ファミリーの一員になった。

ウェンズデーが見た幻視により、アイザックとパグズリーのところに行くことができたが、アイザック殺害は失敗し、ウェンズデーは地中深く埋められる。その時、ハンドの正体をウェンズデーは知ることになる。

ウェンズデーが埋められたことを知ったアグネスはイーニッドの元に行き、二人でウェンズデー救出に走るが、力が足りなかった。そのため、イーニッドは元に戻れない覚悟で狼化し、ウェンズデーを救い出す。イーニッドはその後姿を消した。

ウェンズデーを始めとするアダムス・ファミリーは、パグズリーとハンド救出のため、学園内の実験室に戻る。実験室ではアイザックがハイド化を解除しようと実験室を復旧させていた。そして、ハイド化を止めるのはフランソワーズの方ではなく、タイラーの方だった。ウェンズデーとモーティシアはアイザックと決着をつけるべく、実験室で行動を開始する。

感想

ついに最終回になったエピソード8だが、想定外の展開で大変面白かった。まさか、アダムス・ファミリーでインパクトのあるハンドの正体がここに来て明かされるとは思いもしなかったし、その正体を知るにつれ、巧みな伏線と回収に驚かさせれるばかりである。

シーズン2としての謎と伏線はエピソード8で解決したのであるが、ウェンズデーを救うために狼化してしまい、元に戻らないイーニッドを救出するウェンズデーと、ウェンズデーを「殺す」と言っているオーフェリアの存在は、次のシーズン3に続きそうで楽しみである。シーズン3があるのかどうかは明言されていないが、制作する方向にはあるようなので、期待している。

タイラーも結局生き残ってしまったので、シーズン3があるようならば、また物語に関与しかねないかなと思っている。

映像が4K/Dolby Visionでの配信で、大変高精細な映像かつブリリアントな色調だったので、ものすごく魅力的なビジュアルだった。映像に没入できるような感覚をずっと感じていた。

音響もDolby Atmosなので三次元に音が広がり、音響の魅力に埋没してしまうかのような感覚を覚えた。Netflixではプレミアムコースのみで堪能できる仕様なので、高い月額料金を払っているだけ、楽しみが増える仕掛けである。

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