映画「トロン:レガシー」を輸入盤4K UHD Blu-rayで見た雑記

レビューの詳細は、『トロン:レガシー』4K UHD Blu-ray(輸入盤)レビュー| ネオンが疾走する“グリッド”を最新技術で再構築したサイバーSF【Dolby Vision / Dolby Atmos】を参照いただきたい。

輸入盤4K UHD Blu-rayの「トロン」と「トロン:レガシー」を入手に苦労したことは、過去の記事で延々書いている。アメリカのAmazonで予約注文をしてから手に入れるまでに2ヶ月以上かかっているので、手にしたときはひとしおだった。

すでに「トロン」は鑑賞済みで雑記を書いているが、「トロン」を鑑賞後の翌週にこの「トロン:レガシー」を見ようかと思っていたところ、Dolby Cinemaで「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」を見てしまい、惑星パンドラを4K/Dolby Vision/Atmosで見た印象が強すぎて、路線変更して4K UHD Blu-rayで「アバター」と「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を続けて見てしまったので、「トロン:レガシー」は後回しになり、今日の鑑賞になった。

「トロン:レガシー」は劇場公開時には川崎の109シネマズのIMAXシアターで3Dで鑑賞した記憶があるし、Blu-ray 3Dバージョンも自宅で見た記憶はある。ただ、今日、4K UHD Blu-rayで見返して、結構内容を忘れていることに気がついたし、4K UHD Blu-rayで4K/Dolby Vision/Atmosの仕様で見ると、新たな視点が与えられることに気がついた。

今回の鑑賞だと、予想以上に画質に精細感がないことに気がついた。元々は2Kマスターしかないので、4K UHD Blu-rayで見ても2Kを超えることはないのだが、昨日、ネイティヴ4Kである「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を見てしまったことで、目がネイティヴ4Kの高精細感に慣れてしまい、「トロン:レガシー」は物足りない感触を受けた。

また、「トロン:レガシー」は過去の記憶以上に画面が暗い映画であり、「こんなにダークな映画だったかな?」と驚く部分が多かった。映像的にはモノトーン的な色調という印象が強い。

それでも、IMAXシーケンスのシーンはワイドテレビの画面いっぱいに映像が広がるので、臨場感は高い。3Dでは提供していないが、2Dでもそれなりに効果があると思う。

Dolby Atmosのリミックスは予想以上に素晴らしかった。ダフト・パンクがサウンドトラックを担当したことがこの映画の売りの一つであるが、そのサウンドトラックが低音をブンブン鳴らせながら頭上に定位したりするので、音に包み込まれる感がものすごく強い。2010年の映画なので、音質も申し分ない。

このディスクは全世界共通版なので、日本語メニューも字幕も吹替音声も入っている。なので輸入盤4K UHD Blu-rayを買っても視聴に苦労はしないのだが、そもそも僕が入手するまで2ヶ月もかかったこともあり、もうショップでは在庫切れで追加発注もしないようである。日本盤はパッケージが野暮ったいが発売中なので、内容を確認したい人は日本盤を買うといいかもしれない。「トロン」と合わせて購入、試聴すれば、楽しさ倍増である。

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