レビューの詳細は、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』4K UHD Blu-ray(輸入盤)レビュー|
ネイティヴ4K×Dolby Vision×Dolby Atmosが紡ぐ“海のパンドラ”。技術革新と家族の物語が融合した真価【Dolby Vision / Dolby Atmos】を参照いただきたい。
1週間前に映画館で「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」を見て以来、惑星パンドラの魅力に取り憑かれてしまったので、「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」を見た翌日の日曜日に輸入盤4K UHD Blu-rayの「アバター」を見たことは、以前書いている。
その時、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の輸入盤4K UHD Blu-rayをいつ見るか、考えたいと書いた。この作品は192分もあるので休日にゆとりがないと見るのは難しいし、気力もいるからである。
それでも昨日から年末年始休暇に入って気持ちにゆとりが出たのと、1週間経過しても惑星パンドラの魅力が頭から離れなかったので、今日、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の輸入盤4K UHD Blu-rayを見てしまった。
幸いなことに、今日観たディスクは日本語メニューと字幕、吹き替え音声付きだった。なので、英語音声で英語字幕という集中力をかなり要する状況にはならなかったので、非常に楽だった。
この映画をIMAXレーザー4Kで見た時には2K/3D/SDR/HFR/12chサラウンドという仕様だったはずである。4K UHD Blu-rayだと映像のキモである3D/HFRが仕様上再現できない。Blu-rayだと3Dディスクも発売されたので、プロジェクターならば3D再生はできるが、HFRだけは規格がないので無理である。HFRも60fpsだったらテレビもPlayerも対応可能なのだが、この映画は48fpsなので再現不可能である。したがって、4K UHD Blu-rayだと4K/Dolby VisionHDR/Dolby Atmosという規格が再生可能になっている。
見た感想やレビューは上記リンク先を見てほしいが、4K UHD Blu-rayで見ていて思ったのは、「意外と2D/24fpsオンリーの映像でも物語は楽しめる」という事実だった。4K/Dolby VisonHDRの効果が素晴らしすぎたせいで、2D/24fpsでも惑星パンドラの世界観の中に没入できるのである。
そして、「アバター」の4K UHD Blu-rayを見た時には「コレクターズ・エクステンデッド・カット」を見た関係でdts-HD MA 5.1chサラウンドに制限がかかっていたのであるが、今回はDolby Atmosでの鑑賞になったので、三次元に広がる実に自然な音場感がリアルすぎて、音響を意識することなく映画に入り込むことができた。
元々は劇場で3D/HFRで見ること前提の映画なので、当然その仕様で上映される映画館、IMAXやDolby Cinemaで見ることが前提の作品ではあるが、その仕様がオミットされているホームシアターで見ても、かなり面白い作品であると改めて実感した。現在「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」が劇場公開されているので、予習、復習として「アバター」、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」をビデオで見直すのもいいのではないかと思う。もちろん、ハイクオリティな媒体で見ることが前提にはなるが。

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