映画「ジャングル・クルーズ」(Apple TV 4K/Disney+/4K UHD)

レビューの詳細は、ジャングル・クルーズ(4K UHD/Disney+)/Apple TVで観た映画のレビュー を参照のこと。マーベル・シネマティック・ユニバースの「ブラック・ウィドウ」と同様に、劇場公開と同時にDisney+でもプレミア・アクセスで通常の月額料金とは別に3300円程度の料金で配信されたこの「ジャングル・クルーズ」、残念ながら劇場公開とDisney+での同時公開が成功しなかったようで、劇場公開での興行収入は全世界で制作費とほぼトントンという成果に終わってしまった。日本ではHD/2ch STEREOの時代に配信されていたが、この仕様で3300円程度の料金取るのは詐欺だろうと思い、見なかったのだが、2021年10月末にDisney+の仕様がバージョンアップし、4K/DOLBY VISION/DOLBY ATMOSの仕様になったのと、月額料金だけで見られるようになったので、今回視聴した次第である。内容的には「インディ・ジョーンズ」風の展開が待ち受けているアドベンチャー映画であり、かつ血糊の量がほとんどないファミリー向け映画になっていると思う。特に主役であるフランク船長を演じるのがドウェイン・ジョンソンなので、安心して映画を見ることができる。ドウェイン・ジョンソンならば、どんな危機的状況でも乗り越えられる、という安心感である。逆にそれがワンパターン化している気がしないでもない。映像は4K/DOLBY VISION/HDR10で提供され、高精細の映像かつ、色彩豊かな映像を提供している。音響もDOLBY ATMOSなので、臨場感あふれるイマーシヴ・サラウンドを堪能でき、それが迫力を生んでいる。