あらすじ
ロキと呼ばれる女性変異体を追ってタイムトラベルをしたロキは、女性変異体がタイムキーパーを抹殺すべく動いていることを知る。その場に居合わせたロキは、自身が持っていたタイムトラベルのツールを使って、女性変異体のロキとともに、ラメンティスと呼ばれる惑星に移動する。ここは、他の惑星が接近し、滅びる運命にあった。この世界で生き残るには再度タイムトラベルをするしかないが、ロキの持っていたツールは、バッテリーがわずかでタイムトラベルできなくなっていた。女性変異体のロキは、ロキと呼ばれることを嫌っていて、自らシルヴィと名乗る。ロキとシルヴィはタイムトラベルを行うツールのエネルギー充電のために、惑星を脱出する移民船に搭乗しようと企むが、事態は予想外に悪化していた。
感想
全6話構成の「ロキ」のうち、前半の3話が終了した訳だが、次第に物語の全容が見え始めている。第2話のラストで登場した女性版のロキは、ロキと呼ばれることを嫌っていて、自らシルヴィと名乗った。これで、容姿が主人公のロキと違うことも、とりあえずは説明がついている。この二人の騙し合い、化かし合いをしながら、惑星自体が消滅するというラメンティスに辿り着いてしまった二人がどうピンチを切り抜けるかが、物語の核になっている。ただ、ラストは唖然とする終わり方をしている。そして、TVAの職員が、実はタイムキーパーが採用したのではなく、地球人や他の惑星の民族から採用されているという驚愕の事実も明らかにされる。シルヴィはタイムキーパーを処分したいみたいだが、この後の展開がどうなるのか、第4話の展開が待ち遠しい。
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