あらすじ
バッキーの目の前に、ワカンダの衛兵たちが現れる。ワカンダの衛兵たちは、ヒドラに洗脳されていたバッキーの洗脳を解いていたのだが、ジモがバッキーの手によって牢屋から脱獄したことに憤慨していた。そして、ある時間以降、ジモを引き渡してもらうと言い放ち、バッキーの前から去った。バッキーとサム、ジモはフラッグ・スマッシャーズのリーダー、カーリと接触し、彼女のテロ行為を止めさせようとしていた。そのためには、カーリを探す必要があった。カーリの恩人である女性が亡くなったことを知ったバッキーたちは、その葬儀に立ち合い、カーリと話をすることになる。しかし、その話の途中で二代目キャプテン・アメリカこと、ジョン・ウォーカーが乱入したことから話が複雑になってくる。ジモも勝手に行動し、カーリが持っていた超人血清を叩き割る。ただ、1本だけ血清は残っていて、ジョンがそれを手に入れる。その後、話し合うサムやバッキーとジョンだったが、その話の中にワカンダの衛兵が乱入し、ジモの引き渡しを要求する。その戦いの中、ジモは逃亡し、行方不明になってしまう。カーリは再度サムと話し合おうと取引をするのだが、そこにジョンがまた乱入し、事態が悪化する。
感想
シリーズも2/3を過ぎていよいよ佳境に入ってくるが、とにかくジモと、ジョン・ウォーカーの存在そのものが胡散臭く、サムとバッキーの味方にならないところが、話の面白さを醸し出している。ジョンは初代キャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャーズみたいに高貴な精神を持ち合わせていないので、単にヒーローしたいだけのような人物で、このエピソードの最後には衝撃的な行動に出てしまい、これではキャプテン・アメリカを名乗る資格はないなと言わざるを得ない。ジモも、色々悪巧みをしているらしく、信用ならないところは一貫している。この物語でもワカンダの追っ手を交わして行方不明になるし、彼の存在が今後も話に影響してくるのは間違い無いだろう。残りあと2話でどう話をまとめるのか、想像もつかないが、きっと予想外の展開になることは想像できる。
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