あらすじ
セリトス号は、古代の異星人の船を発見し、その船がテラフォーミングをしようとしていたことを突き止める。セリトス号と連邦の船は、共同で古代船をトラクタービームで引っ張っていくことになるが、その時の会議でマリナーの態度が悪かったため、艦長が恥をかかされる。艦長であるフリーマンは、なんとかマリナーに復讐しようと、雑用を申しつけるが、マリナーはそれを遊びに変えてしまい、効果がなかった。そのため、フリーマンはマリナーを昇格させ、士官の仕事をさせる。それはマリナーにとって辛い仕事だった。その頃、テンディは次元を飛び越える修行をしているオコナーという男の絵を台無しにしてしまい、オコナーから嫌われる。テンディはなんとか仲直りをしようとするのだが、それはできなかった。
感想
結構辛辣な性格をしているマリナーが、上官の前でも態度を改めず、そのためにフリーマン艦長が恥をかかされ、フリーマン艦長が復讐を図るという展開は、非常に面白い。低レベルの仕事をも遊びに変えてしまい、効果のないマリナーだったが、昇格して士官としての仕事をさせると、流石に精神的に参った状態になるマリナーの姿は意外である。その一方でテンディは次元を越えようとするオコナーを怒らせてしまい、彼との仲を回復しようと奮闘する姿は、涙ぐましい。後半は古代船のテラフォーミング技術がセリトス号ともう一隻の連邦船に襲いかかり、船の中がテラフォーミングされてしまうのだが、その解決方法がまた意外で、結構楽しい。だんだんキャラの性格もわかってきていて、今後の展開が楽しみである。
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